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2024.12.17
スタッフブログ

【品質管理課ブログ】チームを紹介します

【品質管理課ブログ】チームを紹介します

翻訳をご依頼されるお客様、翻訳に従事するすべての人が重視するのは、まぎれもなく「翻訳の品質」です。翻訳の品質がグローバルビジネスの信頼を創り、また、日本に暮らす外国人向けであれば安全・安心な暮らしを守ることに貢献します。

インターブックスでは、多言語事業部内に品質管理課があり、お客様からご依頼される翻訳文の品質管理と、品質向上のための様々な取り組みを行っています。そのチームのメンバーが1年にわたり、ブログをお届けすることになりました。第1回は品質管理課のリーダーによるチーム紹介です!


品質管理課の業務

翻訳サービスの国際基準であるISO17100の翻訳ワークフローの制作プロセスにおいては、「翻訳・セルフチェック」「バイリンガルチェック」「最終検品及び引渡し」が必須の工程と定められています。翻訳者は原文を翻訳し、訳文を自ら確認します(翻訳・セルフチェック)。その後、第三者が原文と訳文を照らし合わせて確認する作業(バイリンガルチェック)が入り、最後にプロジェクトマネージャーが仕様に適合しているかなどの観点から訳文を確認する作業(最終検品)を行います。その中で品質管理課が関わってくる工程は主に「バイリンガルチェック」になります。

バイリンガルチェックにおいて具体的にどのような作業を行っているかというと、翻訳会社によって異なるとは思いますが、インターブックスでは、訳文に含まれる誤訳や訳もれ、誤字・脱字、数字のミス、文法ミスなど基本的な誤りの修正はもちろんですが、固有名詞や専門用語等のリサーチなども徹底的に行っています。また、「間違っていなければよい」というスタンスではなく、翻訳の品質を上げて完成度を高めるよう取り組んでいます。

チームメンバー

現在、インターブックスの品質管理課には9名のメンバーが在籍しています。

年齢も20代から50代過ぎまで、みんなそれぞれバックグラウンドが異なっており、他分野・多言語を扱うインターブックスの品質管理において、最適なメンバーと言えます。

  • 旅行会社に勤務中は世界各地を旅していた彼女は現在、特許翻訳のエキスパート。
  • 家庭菜園にはまっている彼女はITから特許からIR・財務から、何から何までこなすオールラウンドプレーヤー。
  • 会計・財務知識が豊富な彼は、綿密な調査と知識に裏付けされた確かな品質を担保するリンギスト。
  • 元エンジニアの彼女はエンジニアリング力を駆使しながら多種多様な文書に取り組み、固い文書のみならずメッセージ性の高い文書も得意。
  • 理系の彼は特許などの技術分野のみならず、ビジネス文書や観光関連の翻訳・チェック、英文ライティングまでこなすオールマイティ。
  • 今年度新たにメンバーに加わった彼は、誠実にコツコツと丁寧に業務をこなす期待のホープ。
  • 中国語の専門家である彼女は中国古典はもちろん、ありとあらゆる分野に対応し、多言語校正も担当するインターブックス一の雑学王。
  • ロシアで生まれ、フランスで幼少期を過ごした彼女は抜群の言語センスを持ったスペシャリスト。
  • 英文法務やIR・財務をメインに担当しつつ、最近は韓国語の案件にも分野を問わず幅広く対応している私。

このように多彩な個性が集まって、にぎやかにやっています。

日々の取り組み

納期までの限られた時間内で最高のパフォーマンスを発揮できるようにするためには、原文の内容に関する知識はもちろん、効率的なリサーチ方法であったり、ITツールの駆使による効率的なチェック方法であったり、様々な知識やスキルが必要になります。

品質管理課では、月に1回、勉強会という形で、各自が得意としていること、習得した知識、業務に役立つ情報などを共有したり、特定のテーマについて意見交換を行ったりして、チーム全体で知識やスキルの向上に励んでいます。

また、業務において不明点や確認事項が生じた際には、一人でずっと悩んで考えているのではなく、チーム内で答えを知っている人がいるかもしれないし、答えがわからなくても解決する方法を知っている人がいるかもしれないので、積極的にチームの力を借りることで効率的かつ迅速に問題を解決して、作業の生産性・効率性の向上も図っています。

翻訳・チェックは孤独な作業で、個人の力量にかかっている部分もありますが、「チーム」として取り組むインターブックスの強みがここにあると思います。

いろいろな知識を一人の人が備えるのは難しいですが、各自が持つ強みをいかし、知識や情報を共有しながら、チーム全体で助け合い、協力し合うことで、個人の力以上のアウトプットが得られるよう、品質管理課全体で翻訳の品質向上に取り組んでいます。

 

書いた人

 

品質管理課リーダー:アイコフ
小学校3年生で水着モデルに選抜。小学校4年生の書初大会で金賞受賞。小学校6年生で市の水泳大会に出場し入賞。高校2年生で読売新聞の作文コンクールで入賞。
それ以降キラキラした実績なく●十年経ち、人生の序盤で運を使い果たした感は否めませんが、いやいや、人生後半の大逆転が待っている、今は『助走期間』だと自分に言い聞かせています。
そんな私の趣味はトライアスロン観戦。太極拳は十年以上続けており、最近は朝鮮時代の歴史の本をよく読んでいます。日々の小さな楽しみを大切にしながら、後半戦のドラマチックな展開に備えています!