- 2025.01.06
- お知らせ
新年のご挨拶
謹んで新年のお喜びを申し上げます。
旧年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、多くのプロジェクトを通じて皆様と共に成長する機会をいただきました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と感謝しております。
具体的には、XTRF(翻訳管理システム)の社内全面導入が完了したことにより、すべての翻訳案件の見積から納品、請求、仕入管理までの全プロセスを統合管理できるようになりました。XTRFの全面導入をしているのは日本国内では当社が初めてであり、より一層のスピードと安定した品質を保つことが可能となりました。今後、この統合管理により様々な角度から継続的な生産性の向上を推し進めてまいります。
本年も、これまでの成果を基に、更なるサービスの向上を目指してまいります。特に、グローバル市場への進出を視野に入れて多言語対応の強化や新しい翻訳技術の導入を押し進め、私たちのビジョンである「言葉の壁をなくし、真のコミュニケーションで世界の人々に貢献する」を胸に、社員一同全力で取り組んでまいります。
2025年の干支である「乙巳(きのと・み)」は、変化と成長を象徴しています。蛇が脱皮して新しくなるように、新しい年は日本社会も大きな変化や再生を迎えることでしょう。私たちも新たな機会を積極的に追求し、皆様と共に成長していきたいと考えております。
円安の影響もあり、訪日外国人旅行者数が3500万人を超え、旅行消費額が8兆円と過去最高となりました。さらに、政府目標である2030年の訪日客数6000万人、旅行消費額15兆円の達成も視野に入る状況となってきました。
加えて、東京証券取引所は、2025年3月を目途にプライム市場の全企業を対象に英文開示を義務化すると発表しました。これにより、かねてよりIRの英文化に対して、金融に特化したネイティブ翻訳者や校正者の体制を整備してきた弊社の努力が、成長の大きな原動力となりつつあります。弊社は、翻訳パートナーの数が3000人以上という国際的な多言語人材ネットワークを有してきたことに加えて、専任のベンダーマネジメントチームが常に多言語人材を募集し、厳格な選考を行い、積極的な人材獲得活動を行っています。また、登録翻訳パートナーに対するセミナーやイベントなど教育研修活動にも力を入れています。このように、優秀な翻訳者の確保と緊密な関係性の構築によって、高い品質レベルと対応力を備えるようになりました。これからはアジアのハブとして海外企業の案件を担う翻訳会社となるべく、より一層の努力を続ける所存です。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。2025年が皆様にとって素晴らしい一年となりますように。
2025年1月
株式会社インターブックス
代表取締役 松元洋一